2000/04/28 
Gender probrems 2
彼は大企業にいる男で、仕事もできるほうだ。あたりまえのように定年まで働くだろう。
「結婚を考えて良い会社に入って、セクハラなどと言いだす女なんて、会社に入れない方がいい。」
と少し思って、愚痴られたりもするが、それを表立って主張したり、行動に表したりすることはない。
社会だ何だといっても、その前に男であって、うまく媚を売る。

今日、かなり酔って、
「お嬢さん。そんなに一生懸命仕事してお金ためて、何するの?」と、やっと言ったのだろう。
お嬢さんにしてみれば、いい迷惑だ。

一方、そんな意見に対し、酔ったお嬢さんは、
「私は女だし、多分結婚できると思うから、死ぬまで働く気はさらさらない。
愛する人と結婚して、幸せな家庭を築き、安定した生活を送れればよい。
彼の気持ちと財産が、全部私のものならば、ジェンダーに縛られても別に構わない。
男女雇用機会均等法など、自分とは別世界での話だ。
したたかにかわいく生きていけばよい。」とのことだ。

でもまたしても本当は、この2人が話し合っていることは別件についてだ。
そう気づいて、席を端っこに変え、老人達に慰めてもらった。
全く、逃げたくもあり、渦の中にのまれたくもあり。無用心な夜だ。



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